否戦の心と人間愛の眼「阿波根昌鴻写真展」
2025年09月02日
戦後80年 平和を発信する沖縄写真 巡回展
被爆80周年
開催情報
開催日 | 2025年09月30日(火曜日)から2025年10月05日(日曜日) |
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時間 | 10:00~17:00 |
場所 | 広島県立美術館 地下1階県民ギャラリー4・5室 |
参加費 | 入場無料 |
内容 |
沖縄戦、敗戦から80年が経過しました。この間、米軍による占領、日本復帰など沖縄にとっては苦難の歴史の連続でした。 その住民の体験を民間人として、そして土地闘争の当事者として最も早期に写真記録を行った人物が伊江島の阿波根昌鴻(あはごんしょうこう)です。 阿波根は米軍による強制的土地接収に抗議する活動を展開するとともに、1955年4月から撮影を始め記録しました。その写真には破壊された家屋や避難した住民、土地闘争の生々しい様子が写し出されています。阿波根の平和運動は「お互いに教え合い、譲り合い、助け合って共に生きる」ことでもあり、シマの人々の命と平穏な暮らしを守ることを目的としていました。彼の写真はその真摯な姿勢を示しており、半世紀以上経った今でも、人々の生き活きとした姿に感動を覚えます。 また、阿波根は戦争の悲惨さだけでなく「なぜ戦争が起きるか」を考えることの重要性を訴えています。 皆さんと阿波根の写真を共有し、戦争と平和について考え、「核も基地もない」世界を構築するためのメッセージを、沖縄から全国に発信していきます。 場所/県民ギャラリー 4・5室 登壇者/瀬戸麻由(カクワカ広島)、比嘉豊光(写真家) 進行/小屋敷琢己(琉球大学教授) 日時/10月4日 13:30~16:30 場所/B1階・講堂 パネリスト/小屋敷琢己(琉球大学教授)、後田多敦(神奈川大学教授)、玉城睦子(島の宝・阿波根昌鴻写真展実行委員長)、平賀伸一(広島県高等学校教職員組合執行委員長)、多賀俊介(広島と沖縄を結ぶドゥシグワー世話人)、嶋田智恵美(広島阿波根昌鴻写真展実行委員長) 進行/比嘉豊光(写真家) |
主催 | 戦後80年平和を発信する沖縄写真巡回展実行委員会、一般社団法人すでぃる |
後援 | 沖縄県教育委員会、公益財団法人沖縄県平和祈念財団、沖縄県美術家連盟、琉球新報、沖縄県文化協会、沖縄タイムス、沖縄テレビ、琉球放送、琉球朝日放送、ラジオ沖縄、広島市、公益財団法人広島市文化財団、朝日新聞広島総局、中国新聞社、中国放送、NHK広島放送局、広島ホームテレビ |
その他 | ■共催:沖縄県、伊江村・教育委員会、佐喜眞美術館、島の宝・阿波根昌鴻写真展実行委員会 ■協力:広島阿波根昌鴻写真展実行委員会、広島沖縄県人会、一般財団法人わびあいの里、まぶいぐみ実行委員会 ■助成:公益財団法人花王芸術・科学財団、公益財団法人朝日新聞文化財団 |
お問い合わせ
戦後80年平和を発信する沖縄写真巡回展実行委員会事務局
Tel:090-8292-1398